2017年6月22日木曜日

音を豊かにするために

今日は、音を豊かにするための私なりの感じ方を一つ。

"右手と左手の間にある空間を感じること"

です!


以前も「楽譜に書いてない音が大事」という話をしましたが、
ハーモニーを調和させて更に豊かな響きにするために、私は左手と右手の間にある空間を感じています。


言い換えると、倍音を感じるということになるのですが
それができる人はもう良い耳を持っているのであとはその耳を使うだけです。



低音のバスを左手で弾いていて、高音の方で右手がメロディーを弾いている状態を考えてみてください。例えば、以前も例に出したこれ。


1小節目の左手の「ミ♭」と、右手の「ソ」のみを考えてください。
この時に「ミ♭」から立ち上ってくるハーモニーのエネルギーを感じて
そのエネルギーを右手の「ソ」が受け取る。

簡単にいえば「音程を感じる」ことなのですが、
そこに左手と右手の間の空間に引力が生じるような気がするのです。


そしてそのエネルギーを感じることができる距離をだんだん遠くしていく。

鍵盤→弦→その先の空間


で、最終的に聴いている人の心に受け取ってもらえるかは聴いている人に委ねるしかないのですが、聴いている人の周りの空間まで音楽を届けないと受け取ってもらえませんよね。


例をもう少し。

バスを弾いた後に両手とも高音で弾く、

もしくは

ピアノ・コンチェルトでオーケストラが低音部分を担っていて、ピアノのソリストが両手とも高音で弾いている状態を考えてみてください。





ショパン:スケルツォ第2番の5〜6小節目


ラフマニノフ:ピアノ・コンチェルト第2番 1楽章〜


その時に、バスの響きの上に乗っているハーモニーとエネルギーを感じてピアノの高音を弾かないと、ピアノの音の響きはヒステリックな金切り声のようになってしまいます。


耳を全く使わず、音量を出すために鍵盤を叩きつけるのは論外ですが、
バスの響きと音色&その上にあるハーモニーとのバランスを耳で捉えた上で高音を弾くことができれば、音は豊かに会場に満ちます。



とにかく、

"楽譜に書かれていない部分を感じる"

ということが音の豊かな響きを作るためには絶対に必要なことだと思います。

私にとってはそれが左手と右手の音程に引力を感じること(左手の親指と右手の親指の間 の空間を感じること)、もしくは低音と高音の空間にあるエネルギーやハーモニーを感じることだったのですが、感じ方は人それぞれなのでご自分の感じ方を見つけてください。



最後に、

良い耳を育てるための簡単な方法!


グランドピアノを持っていない 、持っていたとしても練習する場所の環境によっては大変かとは思いますが、
できるならばグランドピアノの蓋を全開にして練習してください。
そして暗譜している曲であれば、譜面台も倒す or 譜面台をとって練習してください。

そうすることで良い響きと悪い響きを耳で聞き分けることができるようになる確率は格段にあがります。
蓋を閉めて篭った音だけで練習していると、いつまで経っても指の練習になってしまう可能性があります。


耳の良いピアニストなら、
アップライトピアノであってもどんなタッチや耳の使い方をすれば本番でどんな響きになるのか想像することができますが、きっとまだ耳が鍛えられていないピアニストにはそれができません。

実際に本番で弾くときは蓋を全開にして弾くことが多いわけですから、普段からその状態に慣れておくことに全く損はないと思います。
グランドピアノを持っているのにその道具を生かさないのは勿体無いので是非試してみてね。

どうしても蓋が開けない場合は、イメージを膨らませるしかないと思いますが、
たまには蓋を開けて練習できる場所を借りて練習して、響きのイメージを自分の頭に刷り込むことも大事だと思います。






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2017年6月21日水曜日

ハーモニーの感じ方

全ての音には、リズムとメロディーとハーモニーの3つの要素が含まれていて、
どの要素をどのくらいの割合で入れるかによって音の性格が決まっていきます。


ピアノにおいては、どれかが0%もしくは100%というのはありえません(現代奏法を除く)。

感じ方によって、リズムとしての性格が強いのか、メロディーとしての性格が強いのか、ハーモニーとしての性格が強いのかが決まります。

今日はハーモニーの感じ方についてですが、

これは日本人が特に苦手なことだと思います。(個人的統計による。笑)





今日は私がハーモニーを感じようとする時に使う練習法を一つ紹介します。


例えばこの曲(スクリャービン:24のプレリュード 第13番 変ト長調)の場合、
左手の一拍目にあるべき変ト長調の主音のソ♭が書かれていません。

ですが、書かれていなくても右手を弾く前に変ト長調のハーモニーの中に自分がいることを感じて弾きます。それは本来あるべき音だからです。

そして、本来あるべき音がない場合、それによってどんな違いが生じるかを考えることで自然と歌い方や感じ方が見えてきます。

この八分休符は本当に大事。
私は休符や音の間に命があることを強く感じます。


さてハーモニーの感じ方ですが、
バスにソ♭があると仮定してハーモニーを頭の中で感じてから右手の一拍目にある2分音符を弾き始めます。
そして左手の「ド・レ♭・ファ・ソ♭・ミ♭ 」一つ一つの音に対して、右手の「シ♭・ソ♭・シ♭」がハモっていることを感じて弾きます。

左手の一つの音を弾いた後にすぐ次の音を弾かず、
右手の音の響きと左手の音のハモリを耳で捉えてから次の音に移り、次の音でも右手の音とのハモリを確認していく作業。

必然的にだいぶゆっくり弾くことになります。


ただ、
この部分は左右の音域が近いこともあり
音のキャラクターがかぶってぼやけてしまう可能性があるので、
右手の2分音符が持つエネルギーと 左手の8分音符が持つエネルギーが
ハーモニーとしては融合するけど、メロディーとしては独立していないといけません。


同じように、左右がメロディーとして独立していたとしても、もう一方の手がやっていることを考えないで弾くとハーモニーとしての魅力が少なくなるので、

耳で注意深く聴きながらバランスを作っていきます。

そうすると、耳も頭も慣れてきて自然とメロディーを聴き分けながら(歌い分けながら)ハーモニーとしては融合できる脳の回路が作られます。



そんな感じで私は練習しております。
今日書いたことは練習における考え方のほんの一部で、
もっと複雑に色々なことが絡み合ってきます。

…ちょっと文字で伝えるのは無理がありましたね。笑


もっとわかりやすい文章での伝え方があったらまた書きます!


複雑なことをやらなければならないのは確かですが、
どんな練習でも

とにかく一つ一つ細部まで耳を使って聴く!

というなことに尽きると思います。

単純明快。

でも言うのは簡単だけどやるのが難しい!

お互い頑張りましょう!



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2017年6月20日火曜日

ハゲから学ぶ人生論

人生において
何かを失くして初めて、それが大切だったと気付くことって沢山ありますよね。

人間関係や健康もそう。
何かを失った時に「ああ、もう少し大切にしておけば…」と後悔する。


…その事件は先日起きました。

友人と夕日を追いかけたあと、お風呂屋さんに行ったんです。

普段、自分の顔や身体なんてまじまじと見ることなんて無いのですが、
お風呂屋さんに行くと見ざるをえない。

去年の同じ時期に銭湯に行った時は、
自分のお腹まわりの肉が尋常じゃない存在感を示していたことに気づき筋トレを始めたのですが、

今回。


わたくし、







禿げたことに気づきました。。。


「こんなに禿げるまで気づかないなんてありえるのか!」ってくらい禿げてた。

生え際が1cmほど後退してた。

生え際の後退…

生え際の後退……

この言葉を受け入れるには少し時間がかかりそうだ。。笑


歴史的名言である、


「髪の毛が後退しているのではない。
私が前進しているのである。」

という孫正義の言葉も全く心に響かぬわ!

以前 英語の勉強のしすぎで一時的にハゲたのとは訳が違う!


完全にハゲ家系なので、ある程度は覚悟していたのですが

奴ら、思った以上に早く猛威をふるってきやがった…。


とにかく
食事・睡眠・運動など生活習慣を見直して、残りの髪と共に人生を歩んでいく所存でございます。




最後に、こちらが新しいプロフィールです。

佐野 主聞
1986年、札幌市生まれ。
ピアノを濱田典子、北島公彦、植田克己、アサフ・ゾハー、メナヘム・プレスラーの各氏に師事。
 現在、意味がないと思いつつも暇さえあれば丹精込めて頭皮をマッサージすることに余念がないが、ハゲを気にするストレスで更に禿げることを懸念している。
 散々考えた結果、毛根を活性化させるようなイメージ・トレーニングで髪が生えてくるのではないかという幻想を抱き、今に至る。



最終的に、
人間関係も健康管理も今できることをやるしかないので、毛根についてもそのスタンスで行こうと思います(笑)


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2017年6月19日月曜日

身体の声を聴く。その5

皆様、
"イメージトレーニング" はしていますか?


自分の頭の中で音楽を鳴らしてそれを感じたり、
実際に弾いているイメージや、会場の響きを想定して音楽を聴衆として聴いているイメージ等、

自分が想像できる最大限
映像や、音の響きを感じる。

…というイメトレは私も昔からやっていたのですが、
その時に身体がどういう状態になっているかということには無頓着でした。

弾くときの身体の使い方をイメージした時に身体が力んでいても「こういうもんかな」くらいに思っていたのです。



数年前、スペインでコンクールを受けた際にユースホステル(12人部屋。笑)のロビーでイメトレをしていました。

その時ふと、
「あれ…今イメージしてたフレーズで身体固まってるな。力んでるな。」と思って、それについて理由を考えてみると、
普段の練習から身体を固くして弾いてしまっている箇所が、まさにその箇所と重なることに気づきました。

そこで、音楽の感じ方はそのままに身体の力みだけとっていくイメージを、自分のイメトレに加えました。

そうしたら実際にピアノで練習する時に
身体が固くなっていればすぐ気付くことができたし、
直すのも難しくありませんでした。


ということは

"ピアノを弾く練習" だけが "練習" ではないということです。

私は1日10時間くらい練習する時でも3,4時間はイメージする時間(弾かずに休む時間)に使っていると思います。


イメトレをすると、神経細胞の働きが活発になり実際にピアノを弾く時と同様とまではいかなくても、神経細胞の働きが向上することが報告されています。(古屋晋一『ピアニストの脳を科学する』p22〜参照)

『ピアニストの脳を科学する』に出てきたのは、単に身体の動きをイメージするときについてだけなので、
これが会場の雰囲気や音の響きまでイメージしたら更に神経細胞は活発化するはずです。

私は上に書いたようなイメトレで身体がどういう状態か確認するようにしています。


ただ、仕事や本番が沢山ありすぎて、とにかく弾けるようになることを優先しないといけない時って身体のことを無視しがちですよね…!!


私は自分の身体の限界を超えてしまったことで周囲に多大なるご迷惑をおかけしたことが2度もあるので、身体がどういう状態であるかということに非常に敏感になりました。
皆様には、どうかそんな経験をする前から身体のことを考えてほしいな、と願っております。

5日間読んでくださりありがとうございました!




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2017年6月18日日曜日

身体の声を聴く。その4

前回までの3つの記事を踏まえて、私の練習法を一つ紹介します。

頭で考えたり、心で感じたり、耳を時間と空間に委ねる…など、
演奏する上で必要な感覚をある程度持っている前提で話すのですが、
そういう感覚を持って初めて身体のことと結びつけることができると私は考えています。


奏法のことを身体のことだけで語るのは無理がある。
なぜなら、実際に弾くときに使うのは身体だけではないのだから。

で、練習法。

簡単に言ってしまうと、

「身体が今どういう状態にあるか感じながら弾く」

というだけなので難しいことではありません。

私の場合
「こう弾きたい!こういう音を出したい!」と常に思っているのですが(当たり前ですね。笑)、

その際、身体が力んでしまうことが多々あります。
良い音を出そうとする時にエネルギーを身体の内側に溜めすぎてしまうというか。

それを自然な状態にするため、
音を出すために最低限の必要な関節や体幹などの支えは保持しつつ、

"身体の内部が常に柔らかく保たれているイメージ" 

を持ちながら音を聴きます。


例えば、

右手のメロディーを練習してるときに、

感情が高まるような場所で、
右手はもちろんですが右手以外の身体の部位が力んでいないか確認しながら弾きます。


私の場合は大抵、左手の親指の付け根とか肩などが力んでることを発見するので、
それをリラックスさせて身体の内部にあるエネルギーが常に流れているイメージを持って弾き直します。

ナルトにおけるチャクラとか、ハンター×ハンターにおける念みたいな感じです。笑


弾きながら理想の音が出ているか耳で聴いている最中に、

「あれっ、身体力んでるな。ちょっとリラックスさせてもう一回弾こう。」

一回リラックスして弾いた後に、
「よし、このリラックスした状態で音色や音のエネルギーだけ理想に近づけよう。」

こんな感じで、身体と頭や耳のバランスをとっていくんです。

もし力みが直らないときは、
身体の柔らかさを再認識するために、肩や腕、腰回りなどのストレッチをするのも大切です。

私は慣れるまで10分に一回くらい椅子から立ち上がってストレッチしてました。


音の響きを聴きながら、身体の声も聴く作業。


身体がちょうどよく脱力して弾いていても、音を感じていなかったら無意味。

音を感じて弾いていても、身体が力んでいて弾くのが辛いのは演奏を続けていくには障害となる。


さて、明日は更にもう一歩進んだ練習法について書きます!
明日で一応最終回です!



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2017年6月17日土曜日

身体の声を聴く。その3

練習において、
音の色や香りなどの音の表情をつけるためには


理想の音を頭で鳴らす(心と身体の準備)


弾く

理想の音だったか耳で聴いて確認(心で感じているか確認)

を正しくやれば確実に上達します。




準備と確認を怠ってる人が多すぎる気がする。


小さな頃から、


予習→授業→復習とか、


準備→実践→反省とか、


こういうサイクルで学んできたはずなんだけど、

なぜかピアノではそれを応用できない人が多い印象を受けます。



前置きはさておき、


"理想の音を頭で鳴らすこと"と、"弾いた音を感じて耳で聴くこと"ができるという前提で話しますね!



"弾く"ときには


指を鍵盤につけた状態から手や腕を自然に降ろしていって、

それが鍵盤の芯に触れて(芯を掴んで)、
鍵盤の重みを感じながら指や腕を上げていきます。

この間に頭に思い描いた音の表情が作られるんです。


空中から指や腕を振り下ろして弾いても、

響きが四方八方に散らばってまとまりがなく、
聴いている人には汚い音として伝わります。

鍵盤の芯を潰してしまうと、音が呼吸できなくて死にます。



「鍵盤に指をつけてたら大きな音が出ないだろ!」

と言う人がいるかもしれませんが、

昨日の記事で言ったように強弱というのは音の強さ弱さ・大きさ小ささではありません。


色や性格がまず初めにあって、その結果として音が大きくなったり小さくなったりするのです。


だから、

fと書いてあったときに、ただ単に腕をふりおろして大きな音を出すのはクラシック音楽ではナンセンス。

そこに音の性格や色がないといけない。


指が弱すぎて鍵盤の芯を掴むことができない場合でも、

指の強化だけするのはちょっと危ない。

指を鍛えることも大事ですが、耳を使うこととのバランスをもう少し考えてみてほしい。



さて!
次回は私の練習方法の一つを紹介します。



※以前書いたブログ記事と同じことを書いていますが、

書いて発信し続けることも大事なのではないかと思って、
書く度にその時の自分の言葉で綴っております。

このブログの文章だけでは完全に不十分ですので、

ちゃんと個人レッスンを受けてくださいね。



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2017年6月16日金曜日

身体の声を聴く。 その2

さて、昨日の続きです。


音に呼吸をしてもらうためには、タッチをするときに
上から下にタッチするというよりも
下から上にタッチするイメージを強く持ちます。



これを実際にピアノを弾かずに言葉だけで説明するのは非常に難しいのですが、
語弊を恐れずに言うと、


鍵盤が上から下へ向かっている時は音が息を吐いている状態。

鍵盤が下から上へ向かっている時は音が息を吸っている状態。

下がって動かない状態や上がって動かない状態が維持されると、呼吸量が少ない、もしくは呼吸を止めている状態。


人間が息を吐いてばかりで吸わなかったらどうなるか考えてみてください。
もし吸えない状態が続いたら生きることはできません。



ピアノでも、鍵盤を上から下へタッチするだけでは全く足りないのです。

完全な呼吸のためには、下から上への動き…
つまり、

鍵盤が上がってくる重みを指で感じながら
音の余韻を耳で感じることで
初めて音が息を吸ってくれます。

音が呼吸しないとエネルギーが維持できなくて、
次の音に自然なエネルギーを伝えることができません。

不自然なエネルギーの受け渡しになってしまいます。



リレーの時に、次の走者にバトンを手渡しせずに
遠くから投げて渡すようなもの。

バトンを投げたら、次の人はキャッチできない可能性もあるし、無駄な力と動きを使ってしまうことになります。




さてタッチを練習する時の注意点としては、

慣れるまでは大きな音で弾かないということ。

何故かというと、身体が固くなってしまうからです。


そもそも
音の強弱というのは、
音のキャラクター・パーソナリティ・性格のことです。

そのキャラクターが変わるから結果として音量が変わるだけの話。

クラシック音楽の場合、一部の現代音楽を除いて
強弱が書いてある時に音色やキャラクターを変えずに音の大きさ小ささを変えて
もあまり意味がありません。


どんな音だとしても、"音色"が必要なのです。


音の色を感じるためにも、
音に呼吸してもらうことが必須。

そのためのタッチ。

明日も続きます!


※最近書いている記事は、アマチュアの方や初心者の方がすぐできるような内容ではないと思います。
プロの方やプロを目指している学生さんの心のどこかに残れば良いなぁと思って書いております。
もちろん、ここに書いてある私の体験や教え方をそれぞれ個人個人のレベルや状況に落とし込めれば何も問題なのですが、
そういう人は是非ともプロになってください。
学ぶ才能ありすぎです。笑

そうでない方は、どうか個人レッスンを受けてみてください。
才能がある人の独学は良いのですが、普通は知識があってもなかなか実践できないものです。



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